大雨洪水に備えて「マイ・タイムライン」を作りましょう
マイタイムラインとは
大雨洪水時の避難行動計画表です。どのタイミングで、どこに避難するのか、災害時にどう行動するかを事前に決めておけば、いざ災害時に逃げ遅れることなく安全に避難できます。
マイ・タイムラインを作るメリットは?
1.年齢や家族構成、住んでいる場所によって避難するタイミングや場所は変わります。自分に合った避難計画を立てることができます。
- 例1)足の悪いおばあちゃんがいるから、早めに避難したい。
- 例2)小さな子供が3人いるから、避難するときには誰かに手伝ってもらおう。
- 例3)自宅が川に近いから、川の水位が後30㎝になった時を「わが家の避難のタイミング」にしよう。
2.災害発生時には事前に作ったマイ・タイムラインに沿って行動すればいいので、いざという時に慌てずに避難できます。
マイ・タイムラインの作り方(北島町版と逃げキッド版の2種類)
1.北島町版「マイ・タイムライン」
北島町ハザードマップ(令和4年発行)を使って作ります。(北島町高潮ハザードマップの裏面に掲載)
mytimeline.jpg [画像]わが家の『マイ・タイムライン』 (PDF 1.74MB)
●作り方はこちら↓
マイ・タイムライン(北島町版)の作り方(PDF 2.29MB)※北島町ハザードマップの冊子P.5~6にも記入例を記載しています
2.逃げキッド版「マイ・タイムライン」
マイ・タイムライン作成ツール「逃げキッド」(外部リンク:無料ダウンロード教材)を印刷して作ります。
作り方1. 次の3つをチェックしましょう。
- 水害リスクをチェック:北島町は「吉野川」と「旧吉野川・今切川」の2通りの川が氾濫する恐れがあります。氾濫したら自宅や学校や職場はどのくらいの深さで、どのくらいの時間浸水するか知っておきましょう。
- 家庭の状況をチェック:逃げる時に時間がかかる人(高齢者・障がい者・乳幼児など)は早めに避難しましょう。
- 避難場所・避難経路をチェック:川や水路の付近を通って避難すると危険です。安全な避難経路や避難場所を調べておきましょう。
作り方2. 雨の降り始めから避難するまでに何をすればいいか、自分の行動をイメージしましょう。
気象情報・川の情報の入手方法をチェック:国土交通省「川の防災情報」
① PC 版http://www.river.go.jp/
② スマートフォン版http://www.river.go.jp/s/
作り方3. 避難情報の発令方法を調べておきましょう。
北島町HP「北島町自主避難所の開設について」
作り方4.防災無線が聞きとりにくい時のために、メール登録をしておきましょう。
作り方5.マイ・タイムラインを記入して完成させましょう。
いま書き込んで、大雨洪水時にはこれを広げればOK!の状態にしておけば、逃げ遅れなしです。北島町は川に囲まれた地形で、大雨・洪水の時には川が氾濫する危険があります。早く安全に避難するために、家族や隣近所のみんなで作り、完成したらいつでも取り出せるようにしておきましょう。また、マイ・タイムラインは一度作ったら終わりではありません。家族の状況や生活に合わせて見直していくことが大切です。