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第2回定例会を終えて(平成23年7月)

『第2回定例会を終えて』

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北島町長

古 川 保 博

 

梅雨が明ける前から各地で記録的な猛暑が続いております。これから本格的な夏本番を迎えるにあたり、全国で電力不足が心配されるなか、熱中症対策が課題となってまいります。

先日開催されました北島町議会第2回定例会においては、町提案として北島町税条例の一部改正ほか議案7件、報告4件を提出させていただきました。議員各位の慎重審議の結果、全議案にご承認をいただいております。

今定例会においては、一般質問に登壇された全員の方から防災関係のご質問をいただき、皆さまの防災に関する意識の高さを改めて認識いたしました。

国では、東海・東南海・南海地震対策として新たな被害想定を行っており、県においても検討委員会を設置し、三連動地震への対策として被害想定の見直しや減災の視点を加えた地震津波対策の検討を進めています。

本町におきましても、このような国・県の対策と並行して、避難所の見直しや災害時の周知方法の検討、新たな物資の提供に関する協定の締結等、町独自で取り組みが可能な施策から速やかに取り組んでまいります。

皆さまにおかれましても、身の回りの安全確保についてご確認をいただくとともに、日頃からの備えをお願いいたします。

今回の補正予算では、木造住宅耐震診断委託料の増額や各小中学校等の避難所に備蓄する食料及び飲料水等、防災に関する予算をはじめ、子宮頸がんの予防接種対象年齢の拡大や栄養教諭を中核とした食育の推進事業、中学校図書の充実にかかる予算等の増額を行っております。

今後も引き続き、安心して暮らせる明るいまちづくりのための各種施策に取り組んでまいる所存でございますので、皆さまの一層のご理解ご協力を賜りますようお願い申し上げます。

平成23年7月

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