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第3回定例会を終えて(平成24年10月)

『第3回定例会を終えて』

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北島町長

古 川 保 博

 

原子力発電の停止に伴い、一昨年比7%の節電が求められた夏もようやく終わりを迎え、すっかり季節は秋へと変わってまいりました。

今夏においては、徹底した空調の温度管理、照明のLED化や間引きの実施に加えてデマンド監視装置による使用電力量の監視を行ってまいりました。さらに、昨年設置した太陽光発電の効果もあって、本町では7月から9月の間で、一昨年と比較して21.5%の節電を行うことができました。

先日、開催されました北島町議会第3回定例会においては、町提案として「北島町暴力団排除条例の制定について」ほか議案17件、報告3件、諮問2件を提出させていただき、議員各位の慎重審議の結果、全議案にご承認をいただいております。

今回の補正予算では、全国的に電力不足が問題となっている中、自然エネルギーの活用に対する関心が高まっており、個人住宅の太陽光発電設置事業補助金の増額を行っております。当初予算における第1次募集では31件の申込みをいただき、全員に設置補助を行いました。このあと、10月に第2次募集を行う予定です。

また、津波から命を守る緊急総合対策事業費補助を受けて、防災公園及び総合庁舎へのソーラー照明灯設置工事費を計上いたしております。

今後、県が10月中に公表を予定している南海トラフ巨大地震による津波高と浸水域の最終予測を受けて、防災計画の見直しを行ってまいります。

10月には、昨年度から実施しております、地域の方との防災訓練を北島小学校において実施する予定です。まず「自助」「共助」は生命を守る上で欠かすことのできないものであり、1人でも多くの方のご参加をお願いいたします。

引き続き、町民の皆さまが安心して暮らせるまちづくりのための各種施策に取り組んでまいる所存でございますので、皆さまの一層のご理解ご協力を賜りますようお願い申し上げます。

平成24年10月

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