水神社天井絵及び競馬関連用具
町指定有形文化財「水神社天井絵及び競馬関連用具」
種別:歴史資料
員数:1式
所在地・管理者:中村・北島町教育委員会
町指定年月日:平成21年2月19日
時代:明治時代
水神社では、大正10年頃まで阿波競馬が盛んに行われており、旧社殿の天井には馬や頭巾など競馬関係の絵が多く描かれていた。平成13年、社殿が建て替えられた際に外された天井絵の総数は208枚あった。一部を除いて競馬関連用具と共に町に寄贈され、現在は北島町教育委員会が管理している。
天井絵の中の一枚に「應需藍香図□印」の落款 【らっかん】が見られることから、作者は、阿波踊りのよしこので名を馳せた「お鯉さん」こと多田小餘綾【こゆるぎ】氏の実父、画人・多田藍香【らんこう】氏と考えられる。