下水道のおはなし
2021年1月21日
北島町の下水道
現在、徳島県と北島町を含む1市4町(鳴門市、松茂町、北島町、藍住町、板野町)で進めている流域(公共)下水道は、24年前の2000年(平成12年)シドニーオリンピックの年に生活環境の向上と旧吉野川・今切川の水質保全のため進めることになりました。
その頃は、街に福山雅治の曲「桜坂♪」が流れ、厚底ブーツが流行っていました。・・・もちろん新型コロナウイルスもなく、今思えばバブルがはじけて不景気と言いながらも、未来に夢を持てていたように思います。そんな時代に下水道の整備は進めることになりました。
町民の方の税金や上下水道料金で賄う国や町の行政は、住民サービスや経費削減も重要ですが、環境保護も大きな課題の一つになっています。
子・孫世代が、将来的に不安を感じることなく利用できるきれいな水を守るには、費用がかかる下水道も大事な事業といえます。
家族生活の中では、食器洗いや水洗トイレなど汚れた水が、排水溝から流れて見えなくなると関心がなくなりがちですが、そこからが下水道の始まりです。
下水道への関心が薄いことで、ティッシュペーパーや天ぷら油・生ごみなど、下水道に流すべきでないものが流され、下水道管の詰まりやポンプの故障を引き起こしています。
少しでも関心を持ってもらえるように下水道にまつわるコラムを書いてみました。