食生活普及改善運動(9月)

2023年9月21日

"令和5年度 食生活普及改善運動 が始まりました!"

 

 毎年9月1日から9月30日までの1か月を「食生活改善普及運動」の期間と定めています。令和5年度の食生活改善普及運動は、「食事をおいしく、バランスよく」を基本テーマとし、「主食・主菜・副菜を組み合わせた食事が1日2回以上の日がほぼ毎日の者の割合の増加」、「野菜摂取量の増加」、「果物摂取量の改善」、「食塩摂取量の減少」及び「牛乳・乳製品の摂取習慣の定着」に向けた取組について、更に強化するため全国的に展開するものです。

 詳しくはこちら  ⇒  https://www.smartlife.mhlw.go.jp/nutrition/  

 

◎北島町の健康・食生活についての現状は? 

 北島町の現状としては、高血圧の人の割合が多く(※1)、家庭での味付けは「外食より濃い」「外食と同じ」という方を合わせると45.3%(※2)という結果も出ています。総務省の家計調査(※3)によると寿司(10位/47位)・ハンバーガー(2位/47位)・お好み焼きや宅配ピザなど(12位/47位)・ソース(3位/47位)・ケチャップ(15/47位)などの食品や調味料の消費量が全国で上位となっており、塩みの強い献立や調味料を好む傾向にありました。食は毎日のことなので、おいしくは欠かせませんが、「おいしい」で「健康」を損なってしまっては悲しいですよね。  

 徳島県の県民・健康栄養調査によると、野菜の摂取量は304gで、健康日本21の摂取目標量350gには約50g足りていない状況です。こちらは北島町のデータではありませんが、全国的に達成している県は1つもありません。

 高血圧に関連する、「濃い味」をリセットする「野菜の摂取」のバランスがとれていない現状です。

 

 

※1 北島町 健康と生活習慣に関するアンケート調査 R5年度

※2 県民健康・栄養の現状(平成28年県民健康栄養調査結果)

※3 総務省 家計調査食品ランキング 2018~2020平均値 県庁所在地・政令都市(徳島市データ)

 

 

◎食生活を振り返ってみませんか?

 毎年9月は"食生活普及改善運動。""この機会に"「摂り過ぎているもの」「足りないもの」など、"日頃の食生活について考えてみませんか?"

 

バランス食卓.png

  

 高血圧予防に関しては、「今日の調理は、少し出汁を効かせてみよう」「今日はかけるソースの量を2/3にしてみよう」「減塩調味料にかえてみよう」それだけでも摂取塩分量は減ります。個人差はありますが、その味に慣れるのは舌の細胞が生まれ変わる14日間くらいだと言われています。また自分の味付けが濃いかどうかは塩分測定器(※4)で知ることもできます。知ることが予防の一歩です。ドラックストアなどで購入可能です。

 

(※4) IMG_7267.jpg

 1日に350gの野菜を食べることで「カリウム」「食物繊維」「抗酸化ビタミン」などの豊富な摂取が見込まれます。カリウムは高血圧予防に役立つミネラルです。食物繊維は糖分や脂肪の吸収を穏やかすることはもちろん腸をきれいにしてくれる役割があります。抗酸化ビタミンは、酸化(いわゆる老化)を緩やかにします。おいしいものを食べた分野菜やきのこ・海藻を摂ることで、カラダの健康状態を維持してみませんか?とくに、炭水化物を食べるときは併せてもらいたい食材になります。

 

 

◎「食生活普及改善運動」協力機関

★☆ キョーエイ北島店 様 ☆★

★☆ コープ 北島店 様 ☆★

★☆ ハローズ 北島店 様 ☆★

★☆ ハローズ 中央店 様 ☆★

★☆ ビック 北島店 様 ☆★

★☆ フジグラン 北島店 様 ☆★

★☆ マルナカ 北島店 様 ☆★            (※あいうえお順)

こちらの店舗では9月30日までポスター掲示をしてくださっています。今年度のスマート・ライフ・プロジェクト・オフィシャルアンバサダーは、WBC2023日本代表監督である「栗山英樹監督」ですので、是非ご覧ください。

 また、図書館では料理図書コーナーにて、オススメ図書と一緒に掲示していますので、是非お立ち寄りください!