阿波藍長板中形染
2014年8月19日
町指定無形文化財「阿波藍長板中形染」
種別:工芸技術
技術保持者:橘 惠
町指定年月日:平成19年12月20日
型染とは防水性のある渋紙という和紙に文様を透かし彫りした「型紙」を用いた染色法のこと。中形染は型紙の上から防染糊(もち糊)を置き、乾燥後、藍甕に浸し染色し、水洗して糊を落とし、文様を表す染色法である。中形とは木綿の浴衣地のことである。
橘氏は伝統的伊勢型紙を用い、約6mの長板に貼り付けた木綿の浴衣地を型付けし、連続模様を作り出す。藍は阿波藍を用い、澄まし建発酵にて藍を建てる。澄まし建は型染めに最適で、清澄な染め上がりになる。