◇ハザードマップは何に役立つ?
ハザードマップ持ってますか? ~本棚のすみっこでほこりかぶってませんか?
広げてみたことありますか? ~地図上の自分の家が何色か見ただけじゃありませんか?
もったいない!ハザードマップってすごく役に立つんです!活用法を3つお伝えします。
ハザードマップ活用法①「災害リスクを知る」
ハザードマップには災害別に被害の予想を示しています。危険な場所、被害の大きさ、被害の継続時間などわが家の災害リスクを知っておきましょう。ただし、ハザードマップは予想です。「想定外」というように予想を超える場合も、逆に小さい場合もあります。
ハザードマップ活用法②「避難場所を決める」
避難場所を地図上に示しています。被害を受けて道が通れない場合や避難場所が使えない場合など、「こっちがダメならあっち」のように2カ所以上のわが家の避難場所を決めておきましょう。また、災害によって避難場所が違うので注意が必要です。
ハザードマップ活用法③「安全な避難ルートを探す」
道幅が広い比較的安全な道を避難路として地図上に示しています。狭い道は災害時に通れない場合があります。危険を回避しやすい避難路を選び、わが家から避難場所までの避難ルートを2通り以上探しましょう。また、そのルートに危険な場所がないか歩いて確認しましょう(防災さんぽ)。
災害時には冷静な判断ができなくなります。災害が起こる前にハザードマップで①災害リスクを知り②避難場所と③避難ルートを決めておけば、
迷うことなく、危険な場所を避けて、避難することができます。
つまり、ハザードマップは早く、安全に、避難するために役立ちます。
災害が起こる前の今、ハザードマップを本棚から取り出して自分や家族のためにハザードマップを活用しましょう。