ジェネリック医薬品及びおくすり手帳についてのお知らせ

2021年3月10日

ご存知ですか?ジェネリック医薬品

 ジェネリック医薬品(後発医薬品)とは、新薬(先発医薬品)の特許が切れた後に製造販売される、新薬と同一の有効成分を同一量含み、効き目が同等な医薬品のことです。厚生労働省では次のポイントを掲げて、ジェネリック医薬品の利用促進に取り組んでいます。

安心・信頼 

●国の厳しい審査をクリア

ジェネリック医薬品は、国の厳しい審査をクリアしたものだけが承認されています。有効性や安全性、品質も新薬と同等です。

●低価格で個人負担が軽くなる

新薬と同じ有効成分を使用し、開発費用が抑えられるので、低価格です。医療の質を落とすことなく、経済的負担が軽くなります。

未   来

●医療費を有効活用

個人負担の軽減だけでなく日本全体の医療費の効率化が可能です。その医療費は新技術や新薬の導入に活用できます。

●医療保険制度を次の世代に引き継ぐ

少子高齢化が急速に進む中、現在の優れた医療保険制度を維持し、子どもたちや次の世代に引き継いでいくことに貢献します。

 

 北島町国民健康保険では、みなさんの調剤情報を分析し、ジェネリック医薬品に変更した場合に自己負担額が大きく軽減されると思われる方(年4回200人程度)に「ジェネリック医薬品使用促進のお知らせ」をお届けしています。ジェネリック医薬品に関する通知が届いた方は、ぜひご利用をご検討ください。

 

ジェネリック医薬品を希望される場合は、医師・薬剤師にご相談ください。

 

ジェネリック医薬品についての関連情報

後発医薬品(ジェネリック医薬品)の使用促進について(厚生労働省)

 

 

おくすり手帳を活用しよう

 おくすり手帳は、病院や薬局で調剤された薬の名前や服用量、アレルギー、過去にかかった病気などの情報を伝えることができます。

診断に役立ちます

病院や薬局へ行ったとき、医師や薬剤師に見せてください。

 ご自身の薬の情報が、正しく医療関係者に伝わることにより、同じ作用の薬の重複や良くない飲み合わせをさけられます。ご自身の体のことを伝えるツールとして活用しましょう。

大切な情報源

おくすり手帳は必ず1冊にまとめましょう。

 災害時や緊急入院の際、カルテや薬歴がない中、おくすり手帳が大切な情報源となります。災害時の持ち出しリストにおくすり手帳を追加しましょう。

かかりつけ薬局を選びましょう

「かかりつけ薬局」を選び、健康管理や医療費削減につながります。

 過去の副作用の有無など確認でき、薬の使い方や疑問などに対応してもらえます。また、処方された薬の説明だけでなく、ジェネリック医薬品を使用したい場合に相談もできます。健康管理だけでなく医療費の削減のためにも「かかりつけ薬局」を!

  

お問合せ先

〒771-0285 徳島県板野郡北島町中村字上地23-1
北島町役場 健康保険課
電話 088-698-9805