平成22年3月議会を終えて(平成22年4月)

2010年4月1日

『平成22年3月議会を終えて』

furukawa.jpg

北島町長

古 川 保 博

 

若葉の芽吹きとともに、新年度がスタートしました。

長らく皆様にご迷惑をおかけいたしておりました庁舎の改修も3月末に無事終えることができ、新しいスペースにフレッシュな新規採用職員を迎え、役場の中も新鮮な空気に包まれております。

先日、町長就任後、初めての北島町議会第1回定例会が閉会いたしました。

定例会には、新年度の当初予算をはじめ多くの議案を提出させていただきましたが、慎重なご審議を賜り、全議案のご承認をいただくことができました。

町内を歩き、皆様方のご意見を伺う中で、やはり一番多かったのは子育て世代の方々からの教育にかかる負担が大きいというご意見でした。

そのため、前面に掲げた子育て支援の公約が、皆様からご支持をいただいたものと考え、「公約実行」の第一歩としてまず子育て支援の充実を図るため、今年度より町内の幼稚園から中学校までの給食費を半額にしております。また、乳幼児医療等はぐくみ医療助成については、現在の対象年齢である小学校3年生までを本年7月から6年生までに拡充し子育ての支援を行います。

更に、教育施設の耐震化については、国及び県に働きかけ、新たに北島南小学校校舎耐震補強工事を前倒しするとともに北島小学校の校舎耐震化補強工事に着手いたします。北島北小学校校舎耐震補強工事は、来年度に着手すべく設計業務を行います。今後も引き続き財源確保に努め、町民の皆様の生命と財産を守るべく公共施設の耐震化を進めてまいります。

また、4月より下水道課を新設し第1期事業認可区域内の早期完成に向け、取り組んでまいります。

高齢者や障がい者への福祉施策の推進や健康増進、ごみの問題等、ほかにも取り組むべき問題は山積しておりますが、国・県にも自らお願いし、各種補助金の確保や企業誘致の早期実現等、収入増に向けての取り組みを行う一方で、更なる経費節減にも努め、一日も早い公約実現を目指したいと考えております。

そして、皆様から住んでみたい、また住んでよかったと言われる北島町を目指して職員と一丸となり諸施策を推進してまいる所存でございますので、町民の皆様の一層のご理解ご協力を賜りますようお願い申し上げます。

平成22年4月

カテゴリー