チューリップの育て方
場所 | 花壇 | 鉢・プランター | |
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植付けの準備 | 球根 | 9月頃から園芸店等に出回ります。珍しい品種や良質の球根を入手するためには、早めに購入しましょう。 良い球根とは、品種名が明示されていて、持つとずっしりと重く、皮につやがある物です。カビが付いていたり表面 にへこみがあって軽いものは避けましょう。 |
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土 | 日当たり、水はけの良い場所を選び、石灰を坪当たり300gまき、土と混ぜておく。 | 水はけ・水保ちのよい土を配合し、底にゴロ土をしいてから9分目まで土を入れる。 | |
肥料 | 球根の下に、球根に触れないよう、油粕などを少量 施す。 | ||
植付け | 時期 | 10月下旬から11月が適期だが1月中に植えれば開花する。 | |
方法 |
深さは球根の高さの2~3倍、間隔は10~15cm。 |
深さは球根の頭が少し出る程度に、間隔は6号鉢で3~5球、プランターだと15~20球前後。 |
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栽培管理 | 手入れ | 植付け後、たっぷり水を与えた後は特になし。草取り程度の管理で十分。 | 開花まで乾燥させないよう水やりを忘れずに。また1月末までは戸外で十分寒さに遭わせる。 |
成育 開花 |
2月下旬頃から芽が出てきて3月中旬に旺盛に葉が伸びるので鉢植えは特に水を切らさないように注意する。3月下旬から4月中旬が開花期。1品種で7日から10日間観賞できる。来年の球根を取るためには、花がおわったら直ちに摘み取り、葉は大切に残しておく。斑入り花はウイルス病なので抜き捨てる。 | ||
球根の掘り 取りと貯蔵 |
葉が7~8割黄化したら茎ごと掘り取る。風通 しの良い日陰でよく乾燥させた後茎や根を取り外し、網袋に入れて涼しい場所で植付けまで保管する。ねずみやなめくじが好むので注意し、ときどき点検して腐った球根があればすぐに取り除く。 |
ワンポイントアドバイス
チューリップの球根は植え付け直後から根をどんどん伸ばします。花を咲かせるためには、冬の寒さに遭せなくてはいけません。芽は2月中旬から伸び始めますので、その間、土が乾いてしまうと、花が咲かない事があります。球根に養分が蓄えられているので特に肥料はいりませんが、立派な花を咲かせたり、来年の球根をとるためには、球根に直接触れないように肥料を施してから植えると良いでしょう。