３月も終盤になり、暖かなそよ風を感じられる季節となりました。
　先般行われた、ワールド・ベースボール・クラシックでは、日本が３大会ぶり３回目の優勝を果たし明るい話題に心が躍る思いがいたしました。
　先日３月６日から開催されました北島町議会第１回定例会におきましては、令和５年度北島町一般会計他６つの当初予算をはじめ、令和４年度補正予算３件、条例８件、その他、指定管理者の指定等追加議案を含む４議案を提出し、議員各位の慎重審議のうえ、全議案にご承認をいただきました。
　令和５年度の重点施策といたしましては、ゼロカーボンシティに基づいた低炭素社会の実現を目指した各種補助事業の推進、様々な地域生活課題のニーズに対応するための「重層的支援体制整備事業」の取り組み、新型コロナウイルス感染拡大防止のため中止しておりました文化・体育事業の再開などに取り組んでまいります。
　その他、社会基盤整備といたしまして、鳴門市・北島町共同浄水場整備事業を供用開始に向け着実に進めてまいります。また、一般廃棄物の広域処理に関しましては、関係市町との協議が調わず枠組みが解消となりましたが、現施設を修繕し延命化を図りながら、本町の清掃事業にとってよりよい方法について模索検討してまいります。
　令和５年度も引き続き魅力あふれるまちとなるよう、更なる取り組みに向け各種事業の精査を行い、北島町を持続的に発展させるための施策に全力で取り組んでまいりたいと考えております。町民の皆さまにおかれましては、引き続き一層のご理解ご協力を賜りますようお願い申し上げます。

北島町長 古川 保博