11月20日に陸上自衛隊や徳島北警察署、板野東部消防組合消防本部、消防団にご協力をいただき、北島町防災訓練を実施しました。

　室戸岬沖を震源とするマグニチュード9.1の大地震が発生し、本町では震度6強を観測、津波の恐れがあるという訓練想定のもと、防災無線や携帯電話の緊急速報メールで北島小学校への避難を呼びかけました。

　今年で6回目となる訓練は北島小学校校区の住民の皆様を対象として実施しましたが、本町全域から約900名を超えるご参加に、頻発する地震に対しての防災意識の高まりが伝わってきました。

　訓練参加者には、校舎屋上への津波避難訓練や地震体験などで災害の恐ろしさを知っていただき、水消火器やAED講習で防災知識の習得にも積極的に参加していただきました。さらに今年はペット同行避難とママサークルによる年代別避難リュックの展示を加え、ペットのしつけや備蓄など「事前の備え」の大切さを知っていただきました。

　陸上自衛隊との炊き出し配給手順確認は町職員の災害対応訓練と受け止め、他の防災関係機関との相互連携を一層深めました。

　今後も本町が実施する訓練にご参加いただくとともに、自治会や自主防災組織など地域単位でも防災への取り組みを続けていただきたいと思っております。