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新年のご挨拶(平成27年1月)

「安心して暮らせるまちづくり」

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謹んで初春のご挨拶を申しあげます。
町民の皆様におかれましては輝かしい新年をお迎えのこととお慶び申し上げます。
昨年は、町政を預かって二期目の年となり、新たな気持ちで町の発展、住民福祉の向上に向け全力を尽くした一年でした。十二月は突然の衆議院議員選挙で、国政も慌ただしい年越しとなりました。
本町におきましては、太郎八須地区における津波一時避難場所の完成、全町民対象の防災訓練の実施、また、中村地区の避難タワーの建設、老人憩の家の耐震工事など災害に強いまちづくりをめざして、進めてまいりました。
八月は相次ぐ台風の来襲により県内でも大きな被害を受けたところもあり、改めて、災害の怖さを感じさせられました。本町では四月に新設した危機情報管理室を中心に、防災計画に基づき対応いたしました。しかし災害はその都度状況が変わり、その場の状況に合うように対応しなければなりません。どんな場合も冷静に最善の対応ができるよう努めてまいります。今後より一層、安心・安全なまちづくりをめざして町民の皆様のご協力をいただきながら進めてまいりたいと考えております。
その他、予定しておりました老人憩の家の耐震改修工事四ケ所もすべて完了し、松茂スマートインターチェンジ設置事業及び町道三〇八号線についても順調に開通に向け進んでおります。
また、昨年の所信表明でも一番に掲げております、「子育て支援」の中で小学四年生の希望者を対象にした血液検査を実施しました。その検査結果により病気の早期発見に成果を上げることができます。今後も引き続き実施し、子供たちが健やかに学べる環境整備を進めてまいります。
高齢者・障がい者支援では、地域密着型特別養護老人ホームの完成により在宅、施設両面からの手厚い福祉を目指して取り組んでまいりました。高齢者ができる限り住み慣れた本町で、その有する能力に応じ自立した日常生活を営むことができるよう手助けできればと思っております。今年は介護保険法改正による本町としての、よりよいサービスの充実、すべての福祉事業の確立に向け取り組んでまいります。
地方創生の取り組みが言われる中で、北島町としても今まで以上に町の方針を明らかにし、町民の皆様との連携を図り、持ち前の「決断力」と「実行力」を活かして各種施策に取り組んでまいります。「子育て支援」「地域の活性化」「安心、安全なまちづくり」「都市基盤整備」に昨年同様全力で取り組んでまいる所存でありますので、お力添えのほどよろしくお願いします。
今年は、第五次振興計画の策定、都市再生整備計画の各種事業の推進、江尻、新喜来の防災施設の建設、子育て支援の充実北島南小学校防音事業、介護保険制度の改正によるサービスの確立、下水道整備、マイナンバーの円滑な制度導入に向けての整備、地域の雇用拡大、商工会との連携による活性化対策等多くの課題があります。本町といたしましても、一日も早い事業の推進に向け取り組んでまいります。最後になりましたが、町民の皆様のますますのご健勝ご多幸を祈念申し上げて新年のご挨拶とさせていただきます。

北島町長

古川 保博

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